シュノーケリング中、女性4人16時間漂流
2011年09月24日

【琉球新報より抜粋】女性4人16時間漂流
石垣・川平沖で救助
23日午前8時22分ごろ、石垣市川平の吉原海岸を散歩していた通行人が、沖合から助けを求める声を聞いたと消防に通報があり、消防隊員が約200㍍沖で漂流していた女性4人を救助した。
4人は22日午後4時ごろ、シュノーケリング中に沖へ流され、浮いていた発泡スチロールにつかまりなから一夜をすごしたという。
沖縄気象台は22日午後9時まで現場海域で波浪注意報をだしており、波の高い状態が続いていた。
現場海域は流れのぶつかる潮目で、漂流物が多く浮遊。中央の2人は2枚に重ねた30㌢四方の発砲スチロールにしがみついていた。
漂流は約1㍍の蛍光灯を浮きの代わりにしていた。
23日午前9時8分ごろ、石垣市川平の吉原海岸の沖合約200目の㍍まで流され、自力で戻れくなった女性4人が消防に救助された。
4人は22日午後4時すぎ、シュノーケリング中に「離岸流」に巻き込まれ沖合に漂流。
約16時間にわたって海面に浮いていた発泡スチロールにつかまるなどしつ救助を待ち続けた。救助されたのは石垣市内の飲食店で働く21~35歳の女性4人。
23日午前8時20分ごろ、沖合から「助けて」と叫ぶ声に気づいた散歩中の男性に発見され、通報受けた消防隊員に救助された。
4人は救命胴衣を着用しておらず、腕を組むなどして横一列になって体を支え合い、真ん中の2人が約30㌢四方の大きさの発砲スチロールにつかまりながら救助を待ち続けた。吉原海岸近くの米腹キャンプ場前の海岸では今月21日にも、シュノーケリング中の男性2人が離岸流により沖合に流され、1人が死亡する事故が起きている。
【同新聞の関連記事】4人がながされたのはペットボトルや発砲スチロールなどの漂流ごみがたまる潮目。
「潮目に流されていなかったらたすからなかった」。
救助した消防隊員は「奇跡」と表現。
シュノーケリングを始めた直後に2人がまず漂流。気付いた時には泳いでも陸に戻れない離岸流の流れの中だった。別の2人も同じように漂流し、4人は近くの潮目に流れ着いた。
朝は夜より寒さが増し、体は冷え、足が動かなくなった。
犬の散歩をしている男性が見えたが声は届かなかっが、散歩で海岸を訪れた近所の川田洋史さん(40)が気付き自宅に連絡し、消防に通報した。
【関連記事】「離岸流」で事故頻
サンゴ礁の切れ目に注意
潮位差の影響などでサンゴ礁の切れ目から沖へむかって潮流が勢いよく流れ出る現象は「リーフカレント」とも呼ばれ、この潮流に巻き込まれて沖合に流される海難事故が・・している。
シュノーケリング中の対応について「流れに逆らわすにながされること。または横に泳ぐこと。潮の流れが陸向きに変わったら、落ち着いて陸に戻ることが重要」
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【沖縄タイムスより抜粋】
女性4人16時間漂流
石垣・川平沖で救助
消防からの依頼で水上バイクで救助に当たったマリンショップの店員によると、4人は流れ体中にすり傷を負い、「寒い寒い」と震えながら衰弱した様子だったという。
2人は自力で救急車に乗り込んだが残る2人は歩行もままならなかった状態だったという。現場はサンゴ礁内の海域から沖合に向かって起きる急激な潮流「リーフカレント」があり、さらに沖合まで流された場合、発見は難しかったという。
【同新聞の関連記事】出勤前に1時間程泳ごうー。
4人は22日午後4時半ごろ海中へ入ったが、すぐに異変を感じた。潮流が速い。「いつの間にか足がつかなくなっていた」流れから逃れようと必死に泳いだが、どんどん沖へ運ばれた。
流されながら、前日ノ21日に近くの米腹原海岸で起こった水難事故の参事が頭をよぎっりパニックに陥った。
別々に泳いでいた4人は流れに乗りながら合流し、ひとなたまりのままリーフの外へ押し出された。肩を組み、発砲スチロールの上に腹ばいになって浮力を得た。遊泳前に離岸流への注意を呼び掛けた看板を見ていたが「不用心だった。波も高かったのに、行けるだろうと思ってしまい海を甘く見ていた」と反省する。
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Posted by ゲタ at 20:01│Comments(0)
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